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嶽六所神社奉納梵天

3月18日日曜日。今年はこの日が社日でした。
社日を解説した日本文化いろは事典によると、「社日というのは生まれた土地の神様(産土神)を祀る日のことで、春分と秋分に最も近い戊の日を指し、春の社日は種まきの時期にあたり、秋の社日は収穫の時期にあたる。これらは農業において忘れてはいけない大事な時期で、そのため社日は全国的に重要な節目の日とされるようになりました。春には五穀豊穣の祈願が、秋には無事に作物を収穫するための祈願が行われました」とあります。

社日のこの日、地元神宮寺地区でも春を告げる伝統行事嶽六所神社梵天(ぼんでん)奉納祭が執り行われました。前述の解説にもあるように、嶽六所神社梵天(ぼんでん)奉納五穀豊穣・家内安全を祈願して行われます。今年は神宮寺の各町内から11本の梵天が奉納され、18日の朝から町内各所を練り歩きました。

私は地元に住んでいますが、ウチの町内(荒屋)でも荒屋梵天奉納有志会が梵天を奉納。私も奉納梵天に同行しましたので、その時の様子をお伝えします。

ウチの町内には80軒強のお宅がありますが、それに数年前から隣接する地区に造成されたビュータウン嶽と言う新興住宅地(現在新築住宅のみがズラリと35軒ほど)にも梵天のお披露目に伺っている関係で、奉納日の前日に町内各戸とビュータウン、奉納日は神宮寺地区と、二日間掛けて梵天のお披露目に伺いました。

町内会に入った時はまだ血気盛んな30代で体力もありましたから、二日続きの梵天行脚なんてモノともしなかったんですが、さすがに最近はズシリと応えるようになっちまいました。土曜日は夕方4時頃から町内回りを始め、終わるのが8時頃。町内回り終了後には、その日の労をねぎらい、翌日の奉納の安全と無事終了を祈って一献傾け、次の日は朝8時から町内回り。3~4時間掛けて町内を練り歩いた後、大門(だいもん)の鳥居後に設置された仮説の鳥居をくぐり、最後は地元のシンボル嶽山の山頂にある嶽六所神社まで急斜面を駆け上がって梵天奉納と続きますから、終わる頃にはもうクタクタになってしまいます。ホント梵天披露ならぬ、梵天疲労すね。

では、18日朝からの様子のご紹介です。
まず、朝8時に町内の児童館前に集合し、法螺(ホラ貝)を吹き鳴らし祝い唄を唄って気勢を上げて、いざ出発!となるのですが、その前に全員で記念撮影。

DiditalCamera01.jpg

赤い梵天に赤い半纏、これが荒屋梵天奉納有志会の出で立ちです。これが結構人目を引くらしいんですよね。

ここから徒歩で最初に目指すのが東北醤油株式会社さん。つまり当社なんです。その途中にもJAさんなど何ヶ所か立ち寄って来ましたので、ウチの工場に着いたのは8時半過ぎだったでしょうかね。そしたら、工場入り口でカメラマンの方がカメラを構えて待っていてくれまして、「ぜひ撮影させて欲しい」とのこと。そのカメラマンさんは、いつも神岡南外花火大会で当社提供花火を撮影して下さる方で、寺村喜市さんという方でしたので、申し出は快く引き受けさせていただきました。これ以降掲載する写真の殆どが寺村さんの撮影によるものです。

嶽六所梵天②東北醤油嶽六所梵天③東北醤油②←商売繁盛・社運隆盛を祈願して梵天を振りかざします。
 
嶽六所梵天④東北醤油③嶽六所梵天⑤東北醤油④←撮影用です。

梵天の祝い唄は1番から15番くらいまであるんですが、記憶しているものだけ歌詞を書いてみますね。

♪朝のな~よ 出掛けによ(ヨーロロイ) 東を見れば
黄金なよ 混じりの はぁ~ 霧が降るなぁえ~(ジョヤサジョヤサ)

♪今日はな~よ 吉日(ヨーロロイ) 日柄も良~し 
何かな~よ 万(よろず)の はぁ~ 基礎祝うなぁえ~(ジョヤサジョヤサ)

♪この家(や)な~よ 親方(ヨーロロイ) いつ来てみても 
袴(はかま)な~よ 羽織(はおり)で はぁ~ 金量るなぁえ~(ジョヤサジョヤサ)

♪揃ったな~よ 揃ったよ(ヨーロロイ) 若い衆揃った 
秋のな~よ 出穂より はぁ~ また揃ったなぁえ~(ジョヤサジョヤサ)

まだまだたくさんの祝い唄がありますが、よく歌われるのはこの四つかなぁ。
これを各屋々で唄い、社日を迎えたことをお祝いして歩くんです。

 平成24年奉納梵天⑬平成24年奉納梵天⑫平成24年奉納梵天⑬
嶽六所梵天⑦刈穂①

こちらは刈穂酒造。蔵の前での梵天披露ですね。刈穂酒造さんでは、いつも市販されていない搾りたての生酒などを振る舞って下さいますので、ここら辺から足取りが怪しくなってくるんです。

一通り町内を練り歩き、最後は大門(だいもん)の鳥居をくぐり抜けるんですが、その前に重光堂さんの前の交差点で♪ここはな~よ十文字…という唄を唄い必ず梵天を降ることになっています。(どうしてなのか?は分かりません。)
なので、梵天を取り囲むようにして一曲披露。

DiditalCamera08.jpgDiditalCamera09.jpg


そしていよいよ大門で鳥居をくぐり抜けるために揉み合いとなります。

嶽六所梵天⑩大門②嶽六所梵天⑪大門③嶽六所梵天⑫大門④

梵天唄を唄い2~3回揉み合いを繰り返しますが、その間、屋根の上からは若衆が縁起物のお菓子やお餅、みかん、それに五円玉などを集まった観衆に向けて撒きます。(屋根に上がるのは厄年の男衆というのが一般的。)

佐々木昭元氏撮影①佐々木昭元氏撮影②←佐々木昭元さんの撮影です。 

こうやって押したり引いたりを繰り返して、一の鳥居をくぐり抜けた梵天は、嶽見橋を渡り標高277mの嶽山山頂に鎮座する嶽六所神社を目指し、つづら折れの急斜面を登っていくんです。
 
ただでさえ大変な急斜面を、重さ20㎏もある梵天を背負いながらの登山はホント困難を極めます。登山の様子を撮影した写真がないのが残念ですが、これだけは何回経験しても慣れそうにありません。

梵天奉納を無事済ませた後は、五穀豊穣・家内安全・商売繁盛などを祈願した霊験あらたかな嶽六所神社のお札を頂戴して、山を下ります。

下山後は下向祝い(げこいわい)といって、無事奉納できたお祝いをしてその年の梵天奉納が終わります。

嶽六所神社奉納梵天は毎年3月の第三日曜日に執り行われますので、機会があったら一度見物に来て下さい。(山本智巳)
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