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研修旅行 スパリゾートハワイアンズ様

 今回の研修旅行は、昨年の3月11日の「東日本大震災」で、犠牲になられた方々のご冥福とご供養、そして、震災に遭われました地域への「復興応援」ということで、岩手県宮古市から南下して、福島県いわき市まで行かせていただきました。
 9月5日に宮古市をスタートし、9月7日にいわき市に着いた訳ですが、いわき市までの間、津波の被害で、ほんとうに目を覆うような現実を見、そして、耳をふさぎたくなるようなお話を沢山お聞きして参りました。

 こちらのスパリゾートハワイアンズ様は、津波の被害はなかったとはいえ、震度6強の激しい揺れに襲われ、更には、1ヶ月後の4月11日には、それを上回る揺れに襲われ、建物が損壊し、ウオーターパークなどは、見るも無惨な姿になったそうです。社員の中でも、家屋が倒壊したり、原発の被害で、家族がバラバラになった方も沢山いらっしゃるようです。
 このような状況でも、被災された方々を元気づけたい!地域の皆さんのお役に少しでも立ちたい!という想いで、46年ぶりに復活した「キャラバン隊」による全国公演。そして、建物もいち早く復旧し、昨年の10月には、全館オープンにこぎ着けました。

 今回は、事前勉強として、会社でも「がんぱっぺ フラガール!」のDVDと「フラガール 3.11 つながる絆」の本を買わせていただいて、それを見て行かせていただいた訳ですが、下山田統轄支配人様からのご講演をいただいて、更に感動が深まりました。
下山田支配人様
 下山田支配人様のお話ですと、震災があった3月11日にも約1,200人ものお客様がいらっしゃったんだそうです。その内の600名のお客様は、自家用車で来られていて、ご自分でお帰りいただいたんだそうですが、残りの約600名のお客様は、東京方面からのお客様で、ハワイアンズ様で出している無料送迎バスで来られたお客様なんだそうです。
 あの大地震で道路は壊れ、とてもバスでお送りするような状況ではなく、道路の安全が確認できるまでの間、3日間もハワイアンズ様でお預かりしていたんだそうです。その間も、お客様の安全が第一!ということで、食事を提供したり、赤ちゃんのおむつやミルク確保のために奔走したり、更には、持病をお持ちのお客様のために、病院に掛け合って薬を確保したりと、出来ることは精一杯やられたんだそうです。
 中には、心許ない言葉を投げかけるお客様もいらっしゃったんだそうですが、それでも説明を繰り返し、納得していただいて、ホテルで滞在していただいたんだそうです。
 その間、バスが通れるかどうか、トイレは使えるのか、食糧は確保できそうか?等々を実際に社員が東京まで車を走らせてみたんだそうです。それで、安全に東京までお送りできることを確認した上で、18台のバスを連ねて、13時間もかかって、無事東京駅までお客様をお送りできたんだそうです。
 この時、バスを運転してくれた方が、契約社員の方だったんだそうです。
 休業に追い込まれた時、契約社員の方たちを泣く泣く解雇せざるをえなかったんだそうです。
 「明日からどうしたらいいんですか!」と罵声を浴びせる方もいらしたんだそうですけど、この方は理解を示して下さって「再開した時は必ず呼んで下さいね。いつでも復帰できるように準備してますから。」と言ってくれた方だったんだそうです。その方が「私に行かせて下さい。」といち早く手を挙げてくれたんだそうです。
 支配人様は「ちゃ~んと約束を守ってくれたんですね。」と涙声で話してくれました。

 ここまでのお話は「がんばっぺ フラガール!」のDVDには入っておりませんでしたので、ここでご紹介させていただきました。
がんばっぺ フラガール 

 そして地域の皆さんのお役に立ちたい。ということで、原発の被害に遭われた「広野町」の皆さんにもホテルを避難所としてお使いいただいたんだそうです。
 部屋も家族ごとに個室を使っていただいて、三度の食事も全てバイキングでご提供なさったんだそうです。

 これは「フラガール 3.11 つながる絆」の本に書かれていたことなんですが、マグロが手に入ったと言うことで、マグロの解体ショーを行ったんだそうです。避難されている皆さん、大喜びだったんだそうです。ところが市役所から「他のホテル、旅館に避難している人もいるので、そちらのことも考えて、こういうことはやらないで下さい。」と怒られたんだそうです。それからちょっとして、今度はカツオが入ったんだそうですが、マグロは大きいから怒られたんだ。カツオは小さいから怒られないだろう。というので、今度はカツオの解体ショーをやったんだそうです。するとまた市役所の人が飛んで来て「やめて下さい。」と怒られたんだそうです。
 あの緊迫した、たいへんな状況の中において、ちょっとホッとするお話でしたので紹介してみました。
 フラガール3.11つながる絆

 広野町の皆さんが帰られる時に「桜の木を植えさせて下さい。」とお話があったんだそうです。しかも、植える場所は1号棟と2号棟から見える場所に…。
 「どうしてですか?」と聞いたところ、広野町の皆さんが避難されていたところは、1号棟と2号棟だったんだそうです。それで「1号棟と2号棟から見える場所に桜を植えて、毎年3月11日になったら1号棟と2号棟に泊まって、その桜を見て、みんなで宴会をしたいんです。」というお話だったんだそうです。
 なんか、とってもウルウルするお話で、とても感動しました。 

 2月に仮オープンしたんだそうですが、バスで東京駅まで送ってもらったお客様、避難所として避難していた広野町の皆さんから、沢山の予約を貰って、そして、3月11日に予約して下さった方、来年の3月11日にも予約して下さったお客様も沢山いらっしゃったんだそうです。
 そして現在では、震災前以上のお客様が、こちらへ来られているそうなんです。

 今回、下山田支配人様から直接お話をお聞きして、人間として何が正しいのか?商売の前に、人間としての考え方。というようなことを考えさせられたように思いました。その「人間として…。」というのが、ほんとうの絆、心の絆になっていくんだなあと勉強になったような気がしました。
 相田みつをさんの言葉に「損か得か 人間のものさし うそかまことか 仏様のものさし」というのがあるんですが、損得感情のないところが、繁盛の入り口なのかも知れませんね。

 ただ今、勉強中ですが、せっかくいただいたご縁を大切に「あなたに、ここに来て貰ってよかった。」と思っていただけるよう、この後もご講演を思い出し、DVDや本を見させていただいて、勉強して参りたいと思っております。
 そして、被災地の皆さんに、何かしら応援出来ることはないか?探し続けていきたいと思っております。
 (門脇公博)
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